月読舞

月読命は伊邪那岐尊の禊から生まれた「三貴子」の一柱であり、夜を統べる月の神様です。

記紀神話では言及の少ない謎めいた神様ですが、古代より人々は月の満ち欠けに神秘的な力を見出し、月神を祀ってきました。特に暦に深く関わる農耕の神として、また潮の満ち引きを司る漁業神として広く信仰されています。


吉福社中ではこの月読命の舞を仕立て、月読命ゆかりの神社や行事での奉納を行なっております。2022年7月には、月読命の誕生地であるという伝承が残る桜島の月読神社にて奉納させていただきました。

また、天候の良い満月の日には、月の見える場所に簡易的な祭壇を設け、「月神祭」を自主開催しております。身内での観月会ではありますが、暦や季節の風物に親しみ、神々に想いをよせる敬神活動の一環となっています。

奉納・披露場所:各地の月読神社

吉福社中

お神楽の革新を通じて日本神話の魅力を発信する神楽団「吉福社中」のHPです。各地の神社への奉納や、イベント出演などの活動報告を行なっております。

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